異常発生(゚д゚)!

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早朝

本店のモニターに自社のメガソーラーの異常が表示された!

発電が止まっている! 画面が真っ赤でその緊急性は誰にでも明らかだ。

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直ちにコンピューターにアクセスし原因を特定!

パネル パワコンには異常なし!系統電圧位相跳躍という表示を確認した。

これは ソーラーで発電された電気と電力会社の波長のズレが何らかの原因で起こりパワコンが停止したらしい。 原因の多くは電力会社の波長のブレ! しかし一瞬のずれ こういった場合、小型のパワコンには自動復帰の装置が付いていて、数秒停止しても自動的に再起動が行われる。 しかしメガソーラーシステムの場合、自動復帰ができない場合があり、人間による再起動を行う必要があります。

管理部の社員がスイッチを入れすぐに復旧した。

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ホッ

自社で津山ソーラヴィレッジ(メガソーラー)を所有している目的は3つあるんです。

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一つはもちろん売電収入の獲得。 二つ目は様々な設置方法や架台の展示 三つ目はシステムの比較調査 問題点の創出 です。

今日は三つ目の問題点が起き、貴重な経験をしました。  発電が止まった時のお客様の気持ちが痛いほど解りました。今回朝2時間の停止で金額にして約4万もの損失が出ました。一日気が付かなければ20万以上の損失でした。 モニターしててよかった。

こういった事はめったにありませんが、設置されている地区の電力会社の幹線の状況により、波長のズレがおこりやすい地域があるようです。  設置した後度々停止する場合は電力会社に相談し調整していただく必要もあります。

弊社では発電状況が遠隔地からご自宅やスマホで確認出来るシステムを推奨しています。今回はモニターにより被害を最小限に抑えることが出来ました。又別途、発電停止した場合駆けつけるサービスも開始しています。これも発電が停止した場合、お客様の発電所が本部に自動的に表示され、短時間で駆けつける仕組みです。有料ですがご利用ください。

発電所の経費を私なりに計算しますと、太陽光発電の20年間の収入のうち1年分程度の費用を掛ければ充分な維持管理が行えそうです。 太陽光発電で最も重要なのは耐久性と緊急時の対応でしょう。パネルメーカーの信頼も大切ですが、様々な要因のトラブルが別の場所から飛んできます。そういったリスクから回避するためには、必要な経費と考えています。