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もしもに備える「蓄電池」を徹底大解剖
蓄電池の仕組み
太陽光発電システムで発電した電気はもちろん、コンセントからの電源を蓄えて、夜間の電力をまかなったり、停電時に特定での電解製品にだけ電気を送ったりできるのが蓄電池です。
メリット
- 電気料金を削減できる可能性が高い
- 災害による停電時に非常用電源として活用できる
- 電気自動車の充電に活用できる
現在、電気料金は上昇傾向にあるため、今後の電気料金高騰にむけて自家発電+蓄電で電気料金の削減を図りたいという方が増えています。また、太陽光発電システムによる売電が終了してしまうと、これまでよりも安い価格での売電となってしまうため、蓄電池で電気を溜めて夜間に活用するほうがお得になる可能性も高いです。
災害時の非常用電源として活用すれば照明はもちろん、冷蔵庫の中身を気にする必要もなくなりますし、電気自動車の充電に充てれば、自動車の充電代を削減できます。
ただし、蓄電池本体の購入費用や設置工事代など初期費用が高額になるため、各自治体の補助金制度があればうまく活用しましょう。導入する際には、事前に設置場所の確保が必要です。自宅の状況や使い方に合った蓄電池を選ぶことが大切です。
蓄電池の選び方
蓄電池にはいくつか種類があるため、価格だけに注目するのではなく、性能やサイズも考慮して選ぶことが大切です。蓄電池を選ぶ際は、以下の4つのポイントに注目してみましょう。
蓄電池を選ぶ際のポイント
それぞれのポイントについて詳しく解説していきます。
蓄電容量
蓄電池のタイプによって蓄電容量が異なります。蓄電容量とは、電気をどのくらい貯められるか、という値でkWhという単位で示されています。蓄電容量には定格容量と実効容量があるので、チェックする際は注意しましょう。
【定格容量と実効容量の違い】
例:定格容量が11.5kwhの場合
定格容量
規定の充電容量
実効容量
実際に充電できる容量
どのくらいの蓄電容量のものを選べばいいのか、という判断は以下の基準をもとにすることをおすすめします。
<蓄電容量を決める基準>
- 自宅の太陽光発電の1日の発電量に合わせる
- 1日の消費電力量を把握し、それよりも少し多い蓄電容量を選ぶ
- 停電時の消費電力量に合わせる
使い方によって最適な蓄電容量は異なるので、自分がどのように蓄電池を活用したいのかを明確にして検討してみてください。
停電時の稼働方法
蓄電池には「全負荷型」と「特定負荷型」という2つのタイプがあります。
全負荷型
限定されたコンセントのみ電気を供給
特定負荷型
指定の部屋のみ電気を使用できる
全負荷型だと家全体で電気を使用できるため、停電時に蓄電池の容量を早めに使い切ってしまう可能性があります。ただし、太陽光発電を併用すれば、発電した電気で再び充電できるので気にせず電気を使えるでしょう。
特定負荷型にすると、一部の部屋や住宅設備にしか電気を使用できないため、使用電気量を節約しながら停電を乗り越えられるでしょう。
パワーコンディショナーのタイプ
パワーコンディショナーには「単機能型」と「ハイブリッド型」という2つのタイプがあります。
単機能型
蓄電池のみを制御する
すでに太陽光発電システムを設置している人におすすめ
ハイブリッド型
蓄電池と太陽光発電の両方を制御できる
これから蓄電池と太陽光発電システムの両方を設置する人におすすめ
設置場所を確保・確認する
蓄電池によって設置できる場所が異なります。おもに「屋内設置専用」「屋外設置専用」「屋内と屋外のどちらにも対応」という3つのタイプに分かれているため、自宅のどこに設置できるのかを確認し、対応している蓄電池を選びましょう。
PICK UP
蓄電池購入時の補助金制度について
蓄電池は大きな買い物となるため、補助金制度を活用してできるだけ購入の際の負担を減らすことが大切です。蓄電池購入時の補助金は国と自治体で制度を設けているため、両方を併用して購入することも可能です。ただし、国の補助金は先着順なので、タイミングによっては受け取れない可能性があります。自治体の補助金は地域によって内容が異なるため、事前に確認しておきましょう。補助金制度について申請方法や条件などわからないことがあれば、茂山組にお気軽にご相談ください。
令和6年度太陽光発電システム導入に対する岡山県内の補助金
市町村 | 事業名 |
---|---|
岡山市 | 岡山市住宅用スマートエネルギー導入促進補助事業 |
倉敷市 | 地球温暖化対策を推進するための補助制度 |
瀬戸内市 | 瀬戸内市住宅用脱炭素推進設備導入補助金 |
備前市 | 備前市ゼロ・カーボンシティ促進補助金 |
井原市 | 暮らし向上スマートエネルギー導入補助金 |
笠岡市 | 笠岡市スマートエネルギー導入補助金 |
高梁市 | 高梁市電気自動車等導入促進補助金 |
早島町 | 住宅用スマートエネルギー導入促進補助金 |
矢掛町 | 自家消費型太陽光発電システム導入促進補助金 |
スマートエネルギー導入促進補助金 | |
和気町 | 和気町家庭のスマートエネルギー化促進補助金 |
鏡野町 | 家庭の省エネ機器導入促進補助金 |
勝央町 | 省エネ促進事業補助金 |
西粟倉村 | 低炭素なむらづくり推進施設設置補助金 |
奈義町 | 奈義町地球温暖化対策設備導入補助金 |
新庄村 | 新庄村家庭の省・創・畜エネ設備・EV 導入支援事業補助金 |
津山市 | スマートエネルギー導入補助制度 |
補助金対象のメーカー
茂山組の蓄電池
取り扱い製品ラインナップ 取り扱いメーカーは国内外20メーカー以上
ニチコン
トライブリット蓄電池 ESS-T3シリーズ
型番 |
ESS-T3S1,ESS-T3L1, ESS-T3M1,ESS-T3X1 |
容量 | 4.9kwh・9.9kwh・7.4kwh・14.9kwh |
寸法 | W540×H418×D230 |
負荷型 | 全負荷 |
タイプ | ハイブリット/トライブリット |
設置場所 | 屋内/屋外(-10~40℃) |
保証期間 | 15年 |
ポイント | 蓄電池増設・V2Hの後付け設置可能。設置場所を選ばないコンパクト設計 |
長州産業
Smart PV multi [スマートPVマルチ]
型番 | CB-LMP98A |
容量 | 9.8kwh(6.5kwh・16.4kwh) |
寸法 | W490×H741×D295 |
負荷型 | 全負荷/特定負荷 |
タイプ | 単機能/ハイブリット |
設置場所 | 屋内/屋外(-10~45℃) |
保証期間 | 15年または20年 |
ポイント | 最大20年保証。容量や機能はライフスタイルに合わせて組み合わせ自由自在 |
シャープ
クラウド蓄電池システム
型番 | JH-WB2021,(JH-WB1921) |
容量 | 9.5kwh(6.5kwh) |
寸法 | W560×H470×D685 |
負荷型 | 全負荷/特定負荷 |
タイプ | ハイブリット/トライブリット |
設置場所 | 屋内/屋外(-10~40℃) |
保証期間 | 10年 (有償で+5年) |
ポイント |
万が一の浸水に配慮された設計 AI連系で蓄電池制御が可能 |
ダイヤゼブラ電機
エネテラス EIBS7(アイビスセブン)
型番 | EHF-S55MP3B |
容量 | 97.04kwh |
寸法 | W580×H1070×D370 |
負荷型 | 全負荷 |
タイプ | ハイブリット |
設置場所 | 屋外(-10~45℃) |
保証期間 | 15年 |
ポイント | 停電時にも安心の大出力5.5KWで家電も複数同時に使用可能 |
ファーウェイ
蓄電システムLUNA2000 シリーズ
型番 | LUNA2000-10-NHS0 |
容量 | 10kwh(5kwh・15kwh) |
寸法 | W670×H960×D150 |
負荷型 | 全負荷/特定負荷 |
タイプ | ハイブリット |
設置場所 | 屋内/屋外(-20~55℃) |
保証期間 | 10年無償(有償で+5年) |
ポイント | 分割式ユニットが特徴。火災リスクを低減する他社にないアーク検出AI機能搭載、 |
スマートソーラー
スマート蓄電-T
型番 | SBT3-12B/SBT3-12C |
容量 | 11.5kwh |
寸法 | W770×H942×D280 |
負荷型 | 全負荷 |
タイプ | ハイブリット |
設置場所 | 屋内/屋外(-10~45℃) |
保証期間 | 10年 |
ポイント | 大容量はもちろん、ユニット独立型防水・防塵構造・耐塩害仕様で長期の耐久性を実現 |
Qセルズ
Q.READY蓄電池ユニット
型番 | QREADY-B97-1(QREADY-B77-1) |
容量 | 9.7kWh(7.7kWh) |
寸法 | W670×H960×D150 |
負荷型 | 全負荷 |
タイプ | ハイブリット/トライブリット |
設置場所 | 屋外-20℃〜+40℃ |
保証期間 | 10年無償(有償で+5年) |
ポイント | V2H後付け可能。5.9 kVAのハイパワー自立出力で停電時でも家電が使用可能 |
伊藤忠商事
スマートスターL
型番 | LH3098S |
容量 | 9.8kWh |
寸法 | W762×H1145×D440 |
負荷型 | 全負荷 |
タイプ | 単機能 |
設置場所 | 屋外-20℃〜+40℃ |
保証期間 | 15年 |
ポイント | V2H後付け可能。5.9 kVAのハイパワー自立出力で停電時でも家電が使用可能 |
※取り扱いメーカー他にも多数ございます
メーカーごとに多数種類がございますのでお客さまのライフスタイルに合わせたご提案をさせていただきます。
設置までの流れ
太陽光発電システムを導入する際のおもな流れは、以下のとおりです。
1
お問い合わせ
太陽光発電システムに興味のある方は、お気軽に茂山組までお問い合わせください。資料請求はもちろん、設置環境などのご相談にも対応します。ご質問のみでもお気軽にご連絡くださいませ。
2
料金シミュレーション・お見積りのご提出
現地調査の結果をもとに、電気料金シミュレーション・お見積りを作成し、スタッフがわかりやすくご説明、お客様に合ったご提案をさせていただきます。疑問やご質問がございましたらご遠慮なくお申し付けください。
3
お申し込み
ご不明点が解消され、ご契約いただけることになりましたら、ご契約書にサインをいただきます。
4
設置工事
茂山組には実績豊富な有資格者が多数在籍しており、工事前から工事後まで抜かりなく質の高い工事を行います。
5
完成
電力量計を取り付け、太陽光発電システムが正常に運転しているかご確認いたします。問題なければ、いよいよ発電開始です!補助金や保証の申請も茂山組が行いますのでご安心ください。
6
アフターサービス
メンテナンススタッフによる1年次無料点検、茂山組独自の施工補償など、お引渡し後のアフターサービスも万全にしています。
設置後も安心の定期点検と保証をご用意
自社のお客様だけでなく、他社で施工されたお客様も点検サポートさせていただきます。どうぞお気軽にお問い合わせください。
無料定期点検メニュー
点検項目・実施内容 |
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|
全施工保証完備
製品保証(機器保証)
太陽光パネルやパワーコンディショナなどの機器の製造上の不具合を保証するものです。
出力保証
太陽光パネルの発電能力が、一定の基準を下回った場合に保証されるものです。経年劣化による出力低下をカバーするための保証で、メーカーが定める基準値(例えば、初期出力の90%など)を下回った場合に、無償で修理や交換を行います。
施工保証
太陽光発電システムの設置工事における不具合を保証するものです。施工不良による機器の故障や、雨漏りなどを保証します。
自然災害補償
台風、落雷、雪害、地震などの自然災害によって太陽光発電システムが損害を受けた場合に、修理費用や損害を補償するものです。