PIDって知ってますか?
大規模な太陽光発電施設は高電圧化し、 これに伴い、接地さ れたフレームとモジュール内部回路の間に 大きな電位差が発生します。これに湿度、 温度といった外部要因が重なり、 セルの電子の移動が妨げられ、出力の低下が起こり ます。
いま、その障害としてPID ( Potential Induced Degradation) と呼ばれるモジュールの性能劣化が問題になっています。
今年6月、独フランホーファー研究機構が実施した耐PID(=Protential Induced Degradation)試験の結果がミュンヘンで開催され展示会場で公開されました。
以下がその内容をある雑誌で公開された、耐PID試験結果です。
結果を生々しく実名で掲載されたことは業界でも話題となっています。
出力が90%以上低下しているメーカーもあります。
パネルは同じように見えますが、パネル選びは慎重に!
又 業者選びも慎重に! 実は意外と知られていませんが 大型ソーラー施設工事を請け負う為には一級電気施工管理技士という電気資格最高峰の国家資格が必要です。 しかも専任で必要ですので、一現場一名必要ということです。この資格チョー難しいんです。 幸い弊社社員は大勢取得者がいますが、試験内容は公式だらけで、そーとーな電気おたくでないと無理かも・・・ しかし電力会社との書類や実際の現場の配線図をみると、資格は必要だと納得します。
その他 土地造成 地盤の耐力調査 鋼材の構造計算 など土木建設分野も必要です。