茂山組岡山大学共同研究事業の取材と概要

「茂山組岡山大学共同研究事業」が本格スタートし、私の出張中の5月21日に沢山のマスコミ取材の方が岡山大学にこられました。 大学の安場准教授と茂山組の横田社員がインタビューに答え、民放5社が夕方のテレビニュースで報道しました。

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この取材を機会に主な概要を説明します。

まず、共同研究事業に至った経緯は

1  農業事業者の太陽光発電をしたいという要望が多い

2 太陽光発電に適した日当たりのいい土地は農地が多い

3 農業従事者が減り遊休地が増えている 跡継ぎがいない場合も多い

4 農業での収入のみでは少ないという声を聞く

5 太陽光発電をするために必要な地目変更などの障壁とリスクが多い

6 地目変更した場合の固定資産税の割り増しが心配

そういった声の中、なんとか農業と太陽光発電ビジネスの共存できないかと考えました

そして設置許可の条件を満たす商品の研究開発 と農林水産省の指針を満たす技術開発が必要となりました。

その後2014年4月1日岡山大学と株式会社茂山組の共同研究事業として進めることになりました。

 

研究内容は

1 茂山組が開発した営農継続型太陽光発電架台の有効性の確認

2 茂山組が開発した営農継続型太陽光発電架台の下部での農作物の比較栽培

3 採光率による作物の発育状況収穫状況の確認

4 茂山組が開発した営農継続型太陽光発電架台の下部で有効な農作物の探求

5 課題 改善点の探求

などです。

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初年は以下の作物を営農継続型太陽光発電架台の下で栽培します。

1      枝豆  2      ピーマン  3      里芋  4      小松菜  5      小菊  6      シソ  7      そらまめ

 

早ければこの夏には作物の健全な成長が確認され岡山県下の地方公共団体のご理解を頂き、農地の一時転用許可が下り、お近くの農地に弊社の農業架台が出現する見込みです。

こうご期待!

 

茂山組の思い

日本は農耕民族といわれ古くから最も日当たりのいい場所に農地があり、それを管理する多くの農業従事者がおられます。 昨今、農業をやめてエネルギービジネスをといった極端な選択もあるかもしれませんが、茂山組では農業と太陽光がお互いWINWINになれる社会が来ることをめざしています。

今後の目標

弊社は様々なタイプの太陽光発電用架台の開発をすることで、日本中の様々な場所へ太陽光発電パネルの活躍の場を作れたらいいなと思っています。又岡山は晴れの国として有名ですので、他県より他社より誰よりも先にやることも重要とかんがえています。